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手元供養について

2025.01.13

手元供養とは、故人の遺骨の一部または全体を自分の身近に置いて供養する方法です。これには、小型の骨壺や仏壇を用いたり、遺骨をアクセサリーとして持ち歩くことが含まれます。この手元供養のスタイルは、多様な選択肢があり、個々の好みやライフスタイルに応じてカスタマイズできるのが大きな特徴です。

手元供養が広まった背景には、核家族化や現代のライフスタイルの変化があります。近年、伝統的な先祖代々のお墓が遠くにある場合や、自宅に仏壇を置くことが難しいといった状況から、多くの人々が手元供養を選択しています。また、手元供養は、故人を身近に感じることができるため、遺族の心の癒しを促進する「グリーフケア」の一環としての効果も期待されています。特に、愛する人を失った際の悲しみや孤独感を軽減する手助けになると考えられています。

手元供養に対する一般的な誤解

手元供養に対しては、「お墓に納骨しないと成仏できない」「分骨をすると魂が分割されてしまう」といった意見が存在しますが、これらは根拠のない迷信に過ぎません。仏教の教えでは、故人の魂は四十九日を過ぎると極楽浄土に旅立つとされ、遺骨に魂が宿るという概念は存在しません。つまり、遺骨をどこに保管しても問題はないのです。実際に、お釈迦様の遺骨は分骨され、各地の寺院で祀られています。また、法律上も遺骨を自宅に置くことは全く問題ありません。

手元供養の主な種類

手元供養には大きく分けて「全骨安置」と「分骨安置」の2つのスタイルがあります。

■全骨安置

全ての遺骨を手元に保管する方法です。遺骨の体積が大きいため、保管場所や方法を考える必要があります。一般的な骨壺に納めると、約6寸から7寸(直径18cm〜21cm、高さ21cm〜25cm)ほどのサイズになります。そのため、全骨安置を希望する場合は、ミニ骨壺やアクセサリーに分けることを検討する必要があります。

■分骨安置

遺骨の一部を手元に置き、残りを他の方法で供養するスタイルです。遺骨の量を調整できるため、ミニ骨壺やアクセサリーに納めることが容易です。分骨安置を選ぶ際は、遺骨の所有者が明確であることが重要で、分骨前には所有者の同意を得る必要があります。事前に家族や親族としっかりと話し合い、合意を得ることが求められます。

分骨に関する手続きと必要書類

手元供養自体には特別な手続きはありませんが、分骨には一定の手続きや書類が求められます。分骨した遺骨を墓地や寺院に納骨する場合、埋葬許可証が必要です。さらに、複数の場所に納骨する場合は、分骨証明書の提出が求められます。埋葬許可証は役所で取得でき、分骨証明書は火葬場で発行されます。葬儀社に相談すれば、分骨手続きを代行してもらうことも可能です。

手元供養のメリットとデメリット

手元供養のメリット

• 故人を常に身近に感じられる
• 自宅でいつでも供養できるため、精神的な安らぎを得られる
• 一般的なお墓や仏壇よりも費用を抑えられる
• お墓の維持や管理の負担を軽減できる

手元供養の最大の魅力は、故人を常に身近に感じられることです。遠方のお墓に行く必要がなく、自宅で手軽に供養ができるため、特に忙しい現代人には非常に便利です。また、伝統的なお墓や仏壇に比べて費用を抑えることができる点も大きな利点です。これにより、次世代への負担を軽減し、故人との絆を大切にしながら、生活を続けることが可能になります。

手元供養のデメリット

• 周囲の理解が得られない場合がある
• 紛失や盗難、劣化のリスクがあるため、特にアクセサリーに加工した場合には注意が必要

手元供養は、2000年代に登場した比較的新しい供養方法ですが、家族や親族の中には従来の供養を望む人もいるかもしれません。そのため、手元供養を選ぶ前に、家族や親族と十分に話し合い、全員が納得したうえで決定することが重要です。また、遺骨をアクセサリーや宝石に加工する際には、紛失や盗難、劣化のリスクが伴うため、その点も考慮する必要があります。

手元供養の具体的な方法とアイテム

手元供養には多様なアイテムが存在し、自分のスタイルに合わせた供養方法を選ぶことができます。代表的なアイテムは以下の通りです。

• ペンダント:身に着けて持ち運べる人気の手元供養品です。遺骨をそのまま納める「遺骨ペンダント」と、遺骨を加工してダイヤモンドや真珠にした「遺骨宝石」の2タイプがあります。特に遺骨ペンダントはデザインが豊富で、シルバーやチタン、木製などさまざまな素材が選べます。木製のペンダントは、火葬時に棺に入れてもらうことができるため、最期まで大切に持ち続けたい方に適しています。

• ブレスレット:遺骨や遺灰を入れる空洞があり、デザインや素材が多彩です。特に、色やデザインを選ぶことができる念珠タイプは、男性でも身に着けやすいので人気があります。

• 骨壺・ミニ骨壺:遺骨を自宅で保管するための骨壺やミニ骨壺があります。一般的な骨壺はサイズが大きいですが、手のひらに収まるサイズのミニ骨壺も人気です。デザイン性に優れ、一見骨壺とはわからないものも多く、インテリアとしても使われます。これにより、故人との繋がりを感じながら日常生活を送ることができます。

• ミニ仏壇やステージ:仏間のない家庭が増える中、リビングや寝室に適したおしゃれでコンパクトなミニ仏壇が増加しています。遺影やお花を飾るためのスペースとして利用でき、必要最低限の仏具を揃えることで、故人に手を合わせることができる環境を整えられます。

• インテリア用品:ぬいぐるみや陶器の花瓶に遺骨を納めるスタイルが人気です。特に子供や女性から支持を受けており、遺骨だとは気づかれにくく、部屋のインテリアになじむので、日常的に故人を身近に感じることができるのが魅力です。

これらの手元供養アイテムは、個人の好みやライフスタイルに応じて選べるため、故人との絆を大切にしながら、自分自身も心の安らぎを得ることができる方法としてますます注目されています。手元供養を通じて、故人の思い出を日常の中に取り入れることができ、心の中で故人を生き続けさせる手助けとなります。

手元供養の実践的なステップ

手元供養を始めるには、以下のステップを踏むと良いでしょう。

■供養の意義を考える: まず、自分にとって手元供養がどのような意味を持つのかを考えてみましょう。故人との思い出を大切にし、どのように供養したいのかを見つめ直すことが大切です。

■アイテムを選ぶ: 手元供養に使用するアイテムを選びます。自分が日常的に身に着けられるアクセサリーや、部屋のインテリアとして適したアイテムなど、様々な選択肢から選んでください。自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことで、自然と供養が生活の一部になります。

■家族や親族と話し合う: 手元供養を行う前に、家族や親族と相談することが重要です。手元供養を選ぶ理由や意図をしっかり説明し、合意を得ることが大切です。これにより、供養の意義が家族全体で共有され、故人を大切に思う気持ちが深まります。

■供養の方法を決める: 選んだアイテムを使って、実際に供養の方法を決めましょう。自宅での手元供養の際に、どのような場所に設置するか、どのようなタイミングで手を合わせるかを考えると良いでしょう。定期的にお花やお供え物を変えることで、故人への感謝の気持ちを表すことができます。

■思い出を共有する: 手元供養は、故人との思い出を大切にするための大切な時間でもあります。故人とのエピソードや思い出を家族や友人と語り合うことで、故人を偲ぶ時間を共有し、絆を深めることができます。こうした時間を設けることで、心の中で故人を生かすことができます。

まとめ

手元供養は、故人を身近に感じながら日常生活を送るための新しい形の供養方法です。故人との思い出を大切にし、自分自身のライフスタイルに合わせた供養を行うことで、心の癒しを得ることができます。また、周囲の理解を得ながら家族全体で供養を行うことで、故人との絆を深めることができます。

手元供養を通じて、故人を思い続ける時間を大切にし、悲しみを乗り越え、心の安らぎを見つけていくことができるでしょう。これからの人生においても、故人との思い出を大切にしながら、自分自身の歩みを続けていくことが、手元供養の本質であると言えるでしょう。

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